沿革
歴 史 ・ 沿 革

大正15年6月10日、財団法人として設立認可を受ける。事業所を東京都麹町元衛町1番地に置く。
その設立趣旨は、大正12年関東大震災羅災者の児童を保護・教育することを目的とし、その基金は
恩賜金(おんしきん)並に義損金160萬余円であった。その後年月の経るに従って対象児童を羅災
者の児童のみに限るのは意義のないこととして寄付行為を変更した。 生活の豊かでない一般家庭
の児童の保育教養を行うことを目的とし、この趣旨を達成するための事項を事業とした。
 @虚弱児保育教育事業
 A学資補助事業
 B全各号の外児童の保育及び教養上必要ありと認める事項

・一宮学園正門

・俯瞰図

開園当時(昭和2年)の一宮学園全景

・学園前庭

・開園当時(昭和2年)の一宮学園正門

昭和16年以降第二次世界大戦の深まりと共に会の事業遂行はとみにその困難さを深め、敗戦後
の日本経済社会の混乱の中に会の財政的基盤もまた弱体化を免れなかった。
昭和25年11月1日事務所(当時 東京都千代田区三年町一番地二十一号)を、一宮学園所在地
 千葉県長生郡一宮町一宮389番地に移した。
昭和26年社会福祉事業法試行に伴い、会は社会福祉法人に改組。
昭和27年5月19日認可された。
その事業目的は虚弱児施設一宮学園と養護学校一宮学園の設置経営に改められた。
平成6年3月知的障害者更生入所施設青松学園を設置。同年4月1日に事業開始。
平成8年11月特別養護老人ホーム一宮苑・ケアハウス楠の木ホームを設置。同年12月1日事業
を開始する。
平成10年4月1日児童福祉法の改正に伴い、虚弱児施設廃止となり、一宮学園は児童養護施設
と種別、名称が改まる。

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